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高速液体クロマトグラフ

High Performance Liquid Chromatograph(HPLC)

高速液体クロマトグラフ

概要

高速液体クロマトグラフ(HPLC)は液体の移動相を高圧でカラムを通過させ分析種を固定相および移動相との相互作用の差により分離する手法です。

濃度既知の標準試料の測定結果(保持時間等)と比較することで、試料中の各成分の定性・定量が可能です。液体に溶解する試料であれば、最適な検出器を選択することで、ほぼすべての成分が分析可能です。

特徴

  • 各種添加剤(酸化防止剤、紫外線吸収剤等)などの定性・定量分析が可能。
  • ガスクロマトグラフ(GC)では分析が困難である、熱に弱い試料や、高分子量、高沸点成分の分析も対応可能。

保有の検出器

  • RI(示差屈折検出器)
  • PDA(紫外可視吸光検出器)
  • FLD(蛍光検出器)
  • ELSD(蒸発光散乱検出器)
  • CAD(荷電化粒子検出器)

測定対象試料と必要量

  • 液体に溶解する成分であればほとんどすべてが分析可能(構造により検出器・感度が変わりますので、ご相談ください)

液体試料:数mL程度(ppm~wt%オーダー程度)
固体試料:100mg~1g程度

LC(Liquid Chromatography)-移動相(液体)を用いて成分を分離分析する方法
LC(Liquid Chromatography)-移動相(液体)を用いて成分を分離分析する方法

分析事例一覧

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