有機・高分子材料の形態観察、表面解析、組成分析は株式会社日東分析センターにお任せ下さい。

表面形態観察-粉体(トナー粒子)の観察例-(T07)  ~SEM、TEM~
有機・無機複合材料であるトナー粒子には、主に粉砕法トナーと重合法トナーがあり、トナーの粒子サイズ、形状、添加物の分散状態が印字画質に大きな影響を与えます。これらの形態を把握する手法として、SEMやTEMによる観察が極めて有効です。粒子サイズや形状を確認するには表面SEM観察を(図1A,図 2A )、トナーに添加されている着色料や樹脂の状態を調べるには断面TEM観察を行います。しかし、これらトナー粒子について内部の微細構造をTEM観察により評価する場合、トナーが粉末であることや低温で溶けることから、試料調製(薄膜化)に工夫が必要となります。弊社では、各種染色処理、包埋処理を使い分けることにより、トナーの断面TEM観察を可能にしています。図1B, 2Bに粉砕法トナーと重合法トナーの断面TEM像を示します。これらのTEM観察結果から、トナー内部におけるカーボン粒子やワックス成分の分散状態が異なることが確認され、特に重合法トナーにおいてはワックス成分がカプセル化されていることが明らかとなりました。


(左図)図1.粉砕法トナーの表面SEM像(A)と断面TEM像(B)
(右図)図2.重合法トナーの表面SEM像(A)と断面TEM像(B)


印刷用データはこちら

お問い合わせ・ご相談

形態観察、表面分析、組成分析など、評価・分析に関するご質問・ご依頼は、
お気軽にお問い合わせください。

  • ご依頼・お問い合わせ
  • ご依頼の流れ 営業所・分析拠点案内

ページトップへ戻る