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【組成分析】サブミクロンオーダーで組成・成分分布がわかります ~nano-IR~ (128)
 近年、製品の薄層化・微細化により、材料を構成する物質の精密な空間配置制御が行われるようになってきました。これに伴い、微小領域での組成・成分分布分析技術が必要となっています。nano-IRは、サブミクロン~ミクロンオーダーの成分分布を有する材料において、組成に関する情報を得る有効な手法の1つです(空間分解能:約100nm)。ここでは、ポリメチルメタクリレート(PMMA)およびポリスチレン(PS)を配合したエポキシ樹脂について、各部の組成を調べた事例を紹介します。

分析事例:PMMAとPSを配合したエポキシ樹脂の成分分析_nano-IR

 PMMA粒子とPS粒子を配合したエポキシ樹脂について、nano-IR分析を行った結果を図1に示しました。得られたAFM像から、樹脂中に1μm程度のドメインと2~3μmのドメインの2種類のドメインが存在していることが確認されました。大小ドメインおよびマトリックスの3か所について点分析を行った結果、2~3µmのドメインがPMMA、1µm程度のドメインがPS、マトリックスがエポキシ樹脂であることがわかりました。加えて、PS由来の3024cm-1およびPMMA由来の1740cm-1のピークにてケミカルイメージング像を取得しました。このように、サブミクロン~ミクロンオーダーで成分分布を有する材料中について、ピンポイントで組成分析を行い、かつ、成分の分布を可視化することが可能です。


図1 樹脂混合物のnano-IR測定結果


その他の応用事例

・微小異物や粒子の成分分析
・多層フィルムの成分分析


高分子分析の中で、サブミクロン~ミクロンオーダーの成分分布を有する材料において組成に関する情報を得る有効な手法であるnano-IRを用いて、PMMA粒子とPS粒子を配合したエポキシ樹脂について分析した事例をご紹介しました。

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